Tuesday, February 12, 2008

トップ9サイエントロジーによる犯罪

1. 宗教的知識を大金で販売

サイエントロジーにとってトレーニングは、非常に重要であり、サイエントロジーでは講習を絶えず受けなければ「悟りは開けない」と言われている。重要な第一歩は「クリアー」 になることである。その後、信者はOT(Operating Thetan levels)を進級することで、後々には神のような力、たとえば幽体離脱することができるらしい。サイエントロジー信者が受ける講習には莫大な金が必要 であり、クリアーになるためには、 通算255時間を要するコースを受講し、その値段は2006年の段階で約1300万円にも及んだ。それは一時間に約5万円以上の計算となる。現時点で一番高いレ ベルである、OT VIIIになるためには、それよりもっと沢山のコースを受講しなければいけない。それにかかる費用はおよそ1500万円である。クリアーになり、OT VIIIに進級するまでには合計で約2800万円を要する。

このトレーニングの値段は地域によって大幅に変更される。全てのサイエントロジスト が莫大な額の寄付を組織にしているわけではないが、大勢の人々は多額な寄付をしており、人によっては追加でコースを受講したり、高値の本やテープを購入する人もいる。時には落第して しまったコースを再度受講したり、追加のオーディティングを受けなければいけない必要もある。OT VIIIになるために実際にかかる費用は最大で約3800万円になることもある。その状況の中、数人のサイエントロジストは不審な状況の中で死亡した。実際、彼らの銀行口座は ほとんど空になっていた。

2. 宗教に著作権を登録

サイエントロジーはダイアネティックスとLRHの文書を一般社会に出さない為に著作権法を使用している。一般の人が入手しやすいサイエントロジーの情報は必ず肯定的なものであるように、彼らは著作権を選択して使用している。これは宗教団体のする行動では決してない。聖書や聖典、仏典など、これら全てのものに著作権はない。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教やバハーイ教などの文書は一般の人々制限なしに入手しやすいものである。

3. 分離(ディスコネクション)、家族との強制離別

「ディ スコネクション」とは、サイエントロジー信者の家族や友人が「サイエントロジーに反対している」とサイエントロジーが見なした場合、関係を絶たなければいけないというポリシーである。サイエントロジー対立者はサイエントロジー協会によって「反社会的性格」や潜在的トラブルの源(Potential Trouble Source)、抑圧的な人物(Suppressive Person)であると宣言される。サイエントロジーはこれらの人物と付き合うことによって精神的発達を妨げると信じている。ディスコネクションは、度々 結婚生活を終わらせたり、親から子供を引き離すこともある。

例えばデビッド・ミスキャベッジの姪、ジェナはサイエントロジーの中で育った。ジェナはサイエ ントロジーによって両親と離別させられた。16歳の時に、彼女の親がサイエントロジーから離脱。その後、彼女は両親との会話を禁止された。そして彼女の親 が電話をかけてくる場合に備えて、彼女は一切の電話への応答を禁止された。彼女が16歳から22歳の間、一年間に3,4日のみ両親に会うことを許された。 彼女は許された時以外、全く両親と会話することができなかった。

4. 反対勢力への圧力と思想取り締まり

1971 年、 ポレット・クーパーが「サイエントロジーのスキャンダル」という本を執筆した。この本はサイエントロジーを激しく批判したものであった。執筆から5年後、 サイエントロジーはポレット・クーパーを絶えず脅迫した。彼らは自分たちに偽の爆破予告を送り、彼女を非難した。そして彼女に対して19カ国から訴訟を起こ した。

1976年、サイエントロジーはオペレーション・フリークアウトを開始。目的は、「ポレット・クーパーを精神病棟に入れるか、投獄すること。少なくとも彼女の頭 を強くぶって攻撃できないようにさせること」であった。実際に殺人未遂さえもあった。

5. メンバーによる犯罪を隠蔽(殺人、レイプ、児童性的虐待)

サ イエントロジーによって、実際に何人の人がこの世を去ったのか知ることはできない。とりあえず、確かである3人の人物について。3人はサイエントロ ジーのフォートハリソンホテルで、不審な状況の中死亡した。リサ・マクファーソン、ヨセフス・ハヴェニス、エリバート・ファッフ。この3人の人物は氷山の 一角にしか過ぎない。

他にも隠された大勢の人がいる。少なくとも6人の児童性愛者がサイエントロジーによって刑事訴追から保護された。サイエントロジーはワリー・ハ ンクスという男をメース・キングズリー・ランチュ(サイエントロジーの学校)責任者に任命した。ハンクスによって大勢の若い女性や子供が虐待や性的にいたずらされたと 報告されている。被害者や彼らの両親が警察へ被害報告をするのをサイエントロジーが妨害していたため、実質何人の子供たちがサイエントロジストからの虐待を受 けたのか知るのは不可能である。

6. 「フェア・ゲーム」の施行

1965年に、サイエントロジーの創設者L.  Ron Hubbardはサイエントロジーの活動に干渉する人々に対処する方法を説明する「FAIRGAME」と言うルールを作り出した。これらの問題となる人々(SP)は報復のための「FAIR GAME」として考慮される。

「抑圧的な人物や団体はフェア・ゲームとなる。フェア・ゲームというのは、規約や規律、又はサイエントロジストの権利から守られないという意味だ。」

「サイエントロジーやサイエントロジストを抑圧する人々の家、所有物、土地はサイエントロジーの倫理の保護の外にある。このポリシーはサイエントロジストではない夫、妻、親、親類や身近な友人にも影響を与える。」

その三年後、1968年10月、ハバードはHCOPL 21 Oct 68 Cancellation of Fair Gameを公表した。しかし「フェア ゲームの実行を終了することを宣言する。・・・一般人との関係を悪くするだけだ。このP/L(宣言) はSPの扱いや対処の方法を変更するものではない。」という宣言であり、実質何の変更も行われなかった。

7. 米国政府への潜入

「オペレーション スノーホワイト」 とは、1970年代にサイエントロジストが行っていたプロジェクトで、136の政府機関と民間団体への進入と窃盗が狙いだった。そして目的はサイエントロジーにとって不利な記録を取り除くことだった。

8. 免税資格のために内国歳入局を操作

内国歳入局は、サイエントロジーが数百万ドル、もしくは数億ドルもの未払いの税金があると主張。1993年、内国歳入局とサイエントロジーは、サイエ ントロジーが12.5百万ドル(日本円にして約1億3000万円)を支払うことで合意した。サイエントロジーはこの合意に達するまでの数年間、内国歳入局 を告訴し、脅迫をし続けた。

9. 脱税

サイエントロジーのリーダーである David Miscavigeは個人の収入を申告せず、税金を納めなかった。

No comments: